シャヲログ ~アイスクリーム?チョコレート?ナニがイイ?~

東京は中央線ユーザーのシャヲル2人が、ゆるゆるとSHINeeを愛でるブログ。

ペナン島のはなし 後編

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

 

 

シャヲログ番外編、ペナン島のはなし 後編です。前編はこちら。

yurushinee.hatenablog.com

 

今回は食べたものなどを中心にお送りします。

 

ご飯

ペナン島での食事は、朝食以外はフードコートで済ませました。フードコートといってもデパートに入ってるようなフードコートとは違って、屋台が集まっている半屋外の広場という感じ。ペナンの美食をリーズナブルに楽しめます。

 

席を決めて、好きな屋台に注文しに行って、席に戻り、お店の人が料理を持ってきてくれたらお金を払うといった流れ。飲み物は別途、テーブルに注文を取りに来てくれます。

 

昼間はSri Weldフードコートへ。

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ちょうどお昼時とあって、地元の人たちで賑わっていました。

まずはこちら。

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貼られていた写真を指差して注文したのだけどこれがいったい何というメニューだったのか未だに分からない…。汁なしワンタンミーな気もするけど。濃そうだけど意外と優しい味で、麺も焼きそばとは違った食感、とにかくめちゃくちゃ美味しかったです。キンと冷えたライムジュースを飲みながらペロリと平らげてしまった。

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まだまだお腹空いていたので、隣の席のおじさんが食べていためっちゃ美味しそうな土鍋ご飯を追加注文。

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これをよくよくかき混ぜて食べる。混ぜ方が甘かったらしく、隣のおじちゃんが代わりに混ぜてくれた。ありがとう!

 鶏の胸肉かな〜と思いきや、入っていたのはレバー。サラミのようなソーセージとたまごをご飯と混ぜます。優しいしょうゆ味で、ずっと食べてたい…ってなりました。一緒に炊き込まれたいレベル。

 

 夜はブルーマンションの横にあるフードコート、Red Gardenへ。

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照明がかわいい。真ん中にステージがあって入れ替わり立ち替わり誰かが歌を歌っている。

 

まずはお決まりのマレー風串焼きのサテ。牛、豚、羊とあったので今回は羊を注文。屋台のものなので正直期待してなかったのだけど、これが柔らかくて臭みもなくて、美味しかった!甘めのタレにつけて食べれば5本くらい一気にペロリといけちゃいます。

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 つぎはペナン島名物のアッサムラクサ

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ラクサといえば通常カレー風味の麺を指すようですが、ここペナンでは魚介風味のものがメジャー。甘いような酸っぱいような、なんとも不思議なお味。同行していた料理上手な友人も、この味を再現しろと言われても無理と言っていました。そんな複雑な味を屋台料理で味わえるなんて、ペナンの食、奥が深すぎます…。友人はこのアッサムラクサに刺激を受けたようで、あの味を再現するべく(無理じゃないんかい)スーパーでたくさん調味料を買いこんでました。

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 そしてもう一皿、チャークイティオ。平麺と野菜や豚肉を炒めたもの。これまた麺料理です。マレーシア全体的に麺料理多めなのね。ちなみに、このチャークイティオ、ペナンのものが一番美味しいと言われているそうな。隠し味的なものが他の地方と違うのでしょうか。

日本の焼きそばちっくですが、味はあっさり。これがめちゃくちゃ美味しくて、食いしん坊バンザイ〜〜!!てなりました。

 

 デザート

翌日、伝統菓子であるニョニャ菓子を探しに。有名なMoh Teng Pheow nyonya koayへ。まずお店の入り口に書いてある絵がかわいすぎる。

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恥ずかしがり屋さんな店番の子。

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 奥にお店があるんだけど、そこまでの通り道でおじちゃんおばちゃんがニョニャ菓子作ってる。陳列されたお菓子がこちら。

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2個ほど買ったのですが、写真を撮る前に食べてしまったのです…。鮮やかな色味から、めっちゃ甘そう…と警戒していたのですがココナッツ風味の優しい味で、意外と甘さ控えめ。色も天然の色素なのだそう。緑色のものはパンダンリーフという植物の味。

 

 

さて、ショッピングモールに地元で有名なデザート屋さん「Penang Road Famous Teochew Chendul」が入っていたので、名物のチェンドルを注文してみました。

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…なんとも不思議な味。なんていうか、ココナッツシロップがかかってるようなんですが、全体的にちょっとしょっぱかった…?緑色のものはところてんのような食感で、パンダンリーフで色付けしてあります。

この店、いつもチェンドルを買い求める大行列ができるほどの人気らしく、地元の人たちはみんなこのチェンドルが大好きなようですが、わたしにはちょっと口に合わずでした…。

 

気を取り直してもう一皿。マレーシアのローカルデザート「アイスカチャン」です。

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 氷にローズシロップ、小豆、ナッツ、コーン、謎のわらび餅的なものがどさっとのってます。

ごめん、私こっちもちょっと口にあんまり合わなかったです…。まず、氷にかかってるローズシロップが、シップみたいな味したんですよね…。ナッツは美味しかった。コーンはまんまコーンの味で、なんとも不思議なデザートだなぁと思いながら、なんだかんだ完食しましたけども。けどね、途中からローズシロップがなぜか練乳みたいな味に変わってきた感じもしました。たぶん、何杯か食べたら美味しく感じるのかもしれないです!

 

 

休憩

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ペナン島のおしゃれカフェ「China House」。

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暑さでヘトヘトになった体に冷たいジュースがとにかく美味しい!!思ったんだけどマレーシアのジュース甘さ控えめで美味しいし、安いしたっぷり入ってるし、日本のカフェのジュースのコスパの悪さを改めて感じました。

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今回は頼まなかったけど、美味しそうなケーキがずらり。

 

 

2日目に行ったイースタン&オリエンタルホテル。ヘミングウェイチャップリン、各国の歴代の王族の方々などが訪れた高級ホテルで、海辺にそびえるコロニアル調の建物が青空に映える!

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クアラルンプール に戻る日、飛行機の時間までここのプールサイドのカフェで優雅に時間を過ごしました(つもり)。プール最高ーーー!

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向こう側は海。涼しい風も吹いていて、最高に素敵な場所だった…。最高すぎるからカラスさんも行水しに来ちゃう。

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どっかから持ってきたパンくずをプールの水でふやかして食べるという知能の高さを目の前で見せつけられ、パンを巡っての抗争の一部始終が見られて面白かったです。 

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こんなインスタグラマーみたいな写真撮ったりひてひとしきり遊んだり。

 

ゆったりしつつも充実した時間を過ごし、わたしたちはペナン島を後にしたのでした。

 

 

 

大らかな小さい島

これはマレーシアという国としても言えるかもしれませんが、ペナン島は時代に翻弄されつつも、異なる民族、文化の人々が共生し今に至ります。世界では宗教や人種、民族同士の争いが絶えないというのに、ペナン島にはキリスト教、仏教、ヒンドゥー教イスラム教それぞれの寺院が同じ通り沿いにあることからハーモニー通りと呼ばれる道があったりするんです。なんて素晴らしいこと…。小さい島だからこそこの共存が成立するのかもしれないけど、この島のように、互いの多様性を認める大らかさを世界中の人々が持てば、きっと平和な世の中がくるんじゃないかな、なんて、ちっぽけな人間が大きなことを考えたりしました。

理解するより認めること。少し意味合いは違うかもしれないけど、かつてジョンヒョンが言っていたような世界がこの小さな島にあった、そんな気がします。

また行きたいな、ペナン島。今度はもっと歴史とか文化とか勉強して行きたい!

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