シャヲログ ~アイスクリーム?チョコレート?ナニがイイ?~

東京は中央線ユーザーのシャヲル2人が、ゆるゆるとSHINeeを愛でるブログ。

SHINeeのGood Eveningの世界が美しくって胸が苦しい

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SHINee  데리러 가(Good Evening) 

まずこの데리러 가(迎えにいく)というタイトルについて話をしたい。よくありがちな「会いにいく」ではなく「迎えにいく」というところに日本語大好きアラサーはグッときてしまった。

なぜなら「会いにいく」は2人のうち1人の意思で完結できるけど、「迎えにいく」となると1人では完結できないからです。これには意図を感じざるを得ない。なんだこいつ意味不明なこと言い出したと思ったでしょ。まぁ聞いてくれ。

仮に、迎えに行く側をSHINee、迎えに来られる側をあなたとします。夢のような話だがここでの本質ではないので興奮せずに聞いてほしい。(まだ日本語訳見てない方はぜひ検索してみてください。簡単に言うと、「君」に会いたいから迎えに行く!と走り出しちゃうシャイニちゃん的な感じ。おおざっぱな説明すぎて呆れたでしょ。やっぱり検索した方がよろしおす。)

この曲のなかでは特に約束などせずに突発的にSHINeeが行動をしているのが分かりますが、例えば「会いにいく」というのは、SHINeeが一方的にあなたの家に行って帰る。あなたはその状態を受け入れる、もしくはSHINeeのことに目もくれず家事をこなしたり勉強したりしててもいいかもしれない。そしてSHINee帰っていく。つまりSHINeeの意思だけでも「会いにいく」という言葉は完結します。

一方、「迎えにいく」はそうはいきません。SHINeeはあなたの家に行き、そこからあなたをどこかへ連れていくということ。一方であなたもSHINeeの「迎えにいく」という言葉を成り立たせるためにはSHINeeと共にどこかへ向かう必要があります。SHINeeだけでなく、あなたの意思も加わることで「迎えにいく」は完結するわけです。日本語では「迎えにいく」という言葉はプロポーズする、結婚する、という意味でも使われますよね。応じてくれるだろうと信頼している相手だからこそ言える言葉、発する方に責任が伴う言葉とも言えるかもしれない。

 

私はこの歌は、単に「会いにいく」とするのではなく、「迎えにいく」とすることで、シャヲルを僕たちの世界に迎えにいく(=これから僕らずっと一緒にいよう、シャヲルもそれを願ってるよね?)というメッセージをさらに強めているんじゃないかなーと勝手に解釈して楽しんでいる。SHINeeとシャヲル、一体どんな世界が待ってるんだろう?

そして夜である。Good Evening,とSHINeeはやってくる。Hi,でもアンニョン、でもなくGood Eveningである。正式で紳士的な挨拶。これも SHINeeらしさ溢れてて嬉しくなる。夜に突発的に会いに行きたくなる感情的な面と、それでもきちんとGood Evening,と挨拶する誠実な面が同居しているこの歌詞のバランスやいかに。もうね、言葉選びがとても丁寧で脱帽。SHINeeの世界を大切にしてくれててありがとう。もうお上品でブラボー。私お上品なSHINeeが大好きですの。

 

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そして毎度のことながら、歌詞の世界観がSHINeeすぎて、泣きそうになる。なんて美しい恋の世界。月の光に照らされた世界に君と僕しかいない。こんなに一途な歌を歌われたら恋に落ちるしかない。

 

好きなフレーズがある。

다른 이유 하나 없이 데리러 가
他の理由ひとつなく 迎えにいく

 そう、理由なんてないんですよ。ただ君に会いたい、その気持ち以外にダラダラ理由なんて並べてるヒマあったら今すぐ君のもとに走り出したいんですよ。何でかは分からないけど直感で走り出す。真っ直ぐな恋。その恋の疾走感が曲調にも存分に表れてて良き。

 

そしてこのフレーズも好き。

난 먼저 알고 싶어
僕は先に知りたい

네 모든 순간 저 달빛보다
君のすべての瞬間 あの月の光より

そうなんです、知りたいんです。君のことをもっと知りたい近づきたい。朝日に目を細めるその瞬間も、涙が出るほど大笑いしてるあの瞬間も、僕の言葉にはにかむこの瞬間も全部自分だけのものにしたい。月の光にさえも嫉妬してしまうわけです。なぜなら月の光は君をより美しく照らしだすから。はぁー!完璧に美しい恋ですわ。

 

あー、SHINeeのこの一途で美しい恋をガラスの瓶に閉じ込めて永遠に眺めていたい。恋って何色なんだろね。マジックアワーの空の色みたいに切ない色かな。

 

10年前、少年だった彼らは届かぬ恋と知りながらも年上の女性への真っ直ぐで切ない思いを歌っていた。そして今、青年になった彼らは変わらずに真っ直ぐでくるおしい恋心を歌っている。いつまでも真っ直ぐな恋が似合う、そんなSHINee、好き。らぶ。

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話題になってる星の王子さま関連の考察を読むのも楽しみ。

 

 

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無意識にジョンの声を探してしまって、ジョンならどんな風に歌うかなとか、どんな振り付けするかな、どんなキメ顔するかな、どんな服装かな、とかいっぱい考えた。ジョン。ジョン。会いたいなぁ。

 

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